セルコでJoinなハウス・「外構工事日記」

2008/01/11-12 水道本管(配水管) 破裂、水漏れ




「初市」に出かけ、帰宅すると、我が家前の道路が水浸し。
天候は晴れ、何にごとか?

これから18時間にもおよぶ復旧作業レポートになるとは知らず・・・。


1/11 22:10
お隣さんの前、市道から水が噴出していました。
水道管の破裂、水漏れでしょう。(>_<)

40分前までは異常ありませんでした。 道路伝いに土地の低いお宅に水が流れています。
1/11 22:30 水道局へ連絡。業者到着まで1時間かかるとの事。 自宅水道は使える。・・・でも、復旧工事の時に断水の懸念が。 急いで子供たちを入浴へ。 (断水には生活水確保として「エコキュート」が強い見方) 1/11 23:30 業者到着。ほぼ手ぶらの状態。 業者、お隣さんと強力して、低地への浸水阻止の為、ダム?を作る。 2×4材やレンガを活用。(どのう・・・があればと) 幸い、近くに側溝があったので、そこへ水を流すルートを確保。 他のご近所さん、全く気付かず・・・。 アスファルトが浮き上がり、割れ目から水が湧き出しています。
1/12 00:00 事の重大さから、水道局の応援、指示を要請。 ユンボ(重機)を取りに行くと業者は離れました。 我が家のライトを設置し、通行車両への警告に。
1/12 01:20 やっと水道局、業者がユンボを持って到着。 どうやら「100mmの本管」の破損ではないかとの事。 図面によると、今は使われない古いタイプ、通称「ACP管」 (石綿セメント管)らしい。 僅か30m先までは鋼管への交換工事が行われているのに、放置するからだ!
1/12 01:30 アスファルトを取り除き、掘削開始。
持参したポンプでは排水が追いつかず、肝心の配水管は見えてこない。
ついに道路は封鎖。道路利用者、周辺住宅の人々は、お隣さんと我が家、 狭い範囲でのトラブルで「迷惑な・・・」と思っていたかも知れない。 騒音、振動なのに人が出てこないので。
断念し、大型ポンプを取りに戻るとの事。 段取り悪いな〜。 1/12 03:10 排水ポンプを追加して、排水作業再開。 いくら深夜とは言え、排水を止める訳には行かないとのこと。 この時、作業員は5、6名。
1/12 03:50 1時間弱たっても、一定水位から水量が減らない。限界の様子。
こんなに排水しているのに。
騒音もすごい。04:00には排水を断念。 後は「止水=断水」をさせるしか無いとの事。 水道局の行政判断になると。影響は、近隣100世帯。 〜〜 04:30 もう動き無しと思い、就寝 〜〜 1/12 07:30 起床。 外を見ると、作業員が20人にもなっている。 最初に駆けつけた業者も不眠不休で継続従事中。 幸い、氷点下の気温にはならなかったが、寒い。
問題の場所の前後に弁をつけて、部分的に止水し、 破損部の交換を行う作戦にしたらしい。 近隣の断水は回避できる。 で、我が家前を新たに掘り返し、設置された止水装置。 配水管は地中約2m。この深さから水が地上に噴出したことになる。
1/12 09:30 ついに「傷口」が姿を現した。 下水マンフォールの真横。・・・怪しい!
1/12 10:30 交換が完了。各家庭への給水管の接続もされている。
衝撃の一枚!
なんと・・・。配水管が磨耗し、穴が拡大している。 おそらく・・・ 下水工事(約20年前?)の時、配水管にキズを付け、そのまま放置。 水圧で管周辺の石が踊り、時間を掛けて管を削り、穴を拡大した・・・ ・・・のでしょう。
1/12 12:00 穴を埋め戻し、終了かと思ったが、別な場所を掘り出している。 聞くと、新たな漏水が2ヶ所見つかったとのこと。 家庭引き込みの塩ビパイプの部分らしい。 休憩を取り、午後からこちらの対応を行うとのこと。 パイプに金属の棒を触れ、伝わる水音を耳で聞き分け判断。 発見したからには、修理をするらしい。 お隣さんの断水は、既に解除されたとのこと。 1/12 15:30 路面復旧の仕上げに、アスファルトが到着。 この頃には、初雪が舞う中での作業。
1/12 16:00 18時間に及んだ作業、ついに終了。 アスファルトからは湯気がたっています。 随分と時間が掛かりました。 地震などがあった場合、大変ですね。 最後、挨拶にみえた水道局の方に、石綿セメント管の交換をお願いして おきました。・・・修繕課なので・・・と逃げられましたが。
作業の皆様、そしてお隣さん、お疲れ様でした。







前の日記へ  メニューへ  次の日記へ




当サイトにおけるコンテンツ、画像等にはそれぞれの著作権、肖像権があります。転写、流用にはご注意下さい。
Copyright(c) 2005. kartan All rights reserved.